医療法人寛容会 森口病院

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入院治療の紹介

2022/11/13

コラム

依存症は脳の病気です。

回復するためには治療が必要です。

今日は「入院治療について」お伝えします。

当院は鹿児島県依存症治療拠点機関です。

日々、依存症の回復へのお手伝いをさせて頂いております。

依存症からの「回復」とは、新しい自分を手に入れること。

一度依存症になってしまうと、脳が完治することがなく、2度と元通りには戻りません。

私たちが目指すのは「完治=以前の自分に戻る」ということではなく、

「回復=新しい自分を手に入れる」ことなのです。

入院治療では、依存物質を求め続け使わなくてすむように

「規則正しい入院生活」

「生き方の治療」

「運動療法」

をバランスよく行うことで、脳が活発になり依存物質から気持ちが逸れ、脳が再プロミングされることで新しい自分を手に入れる回路を作ることが大切です。

依存物質がなくても生きる喜びを味わえることが出来るようになることを目指します。

具体的に「入院してどんな治療をするの?」ということについてお伝えします。

まずは、アルコール等依存物質でダメージを受けた身体の回復に努めます。

つぎに、医師や専門スタッフの依存症講義などを通して、病気を理解しさらに認知行動療法などのプログラムによって対処療法を学んでいきます。

同じ問題を抱えた仲間が集まって、集団精神療法(グループワーク)により感情表出の仕方や対処の仕方を学び、自分や人の心と向き合いながら生きづらさから抜け出す方法を見つけていきます。

当院では、運動による回復プログラムにも力を入れており、専門フィットネスジムと温泉設備を兼ね備えた施設で汗を流していただいております。

当院の治療は、依存症治療に向けて知識を得る事、また「まずは人を信頼し人に癒される事」、そして最終的には「人に貢献できる生き方」のサポートをさせて頂いております。

依存症に完治はありませんが、専門的な治療プログラムと周囲の方々の支えにより「回復」へと導くことができるのです。

私たち支援者は、本当の意味での依存症からの「回復」を目指しております。

つらい人生から抜け出す勇気が必要です。

私たちスタッフと、仲間と一緒に「新しい自分」を手に入れましょう!!

無料相談ホットライン:099-243-6700

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