医療法人寛容会 森口病院

医療法人寛容会 森口病院

回復への道のり

新しい自分を手に入れる為に

森口病院での治療方針は入院〜退院=回復ではありません。退院後や就労直後が一番再発しやすい危険な時期です。退院後は宿泊型の回復施設より通院治療を行いながら、徐々に就労に向けての準備を行うことをお勧めしております。最終的に就労や安定した地域生活を図れるようになることが私たちの目指す回復です。我々はチーム医療にて皆様の回復の道のりをしっかりとご支援させていただきます。

森口病院の治療プログラムでは、依存症の理解を深めながら、再発防止を目指していくために、高度で最新の医療を提供しております。

依存症からの回復に必要とされる12ステッププログラムの自己変革とも重なり、現在治療効果が認められている認知行動療法ACT(Acceptance and Commitment Therapy)を導入することで、さまざまな問題に対する自分の内側の反応「認知」「感情」「行動」「身体反応」に気づき、過去や未来に揺さぶられない心理的柔軟性を獲得していきます。また、過去を整理していくことで自分自身をふり返り、それを誰かと共有することで新しい自分に出会えることができます。

医療法人 寛容会の回復支援体制

医療法人 寛容会での治療は、入院から通院、
安定した社会復帰までの支援を一貫して行なっています。

回復への道のり|入院・外来治療

仕事やプライベートでストレスを抱え、気分や生活に変動が出てきます。 また、飲酒やギャンブルをすることで様々な問題が起こってきます。
周囲の人が心配するにも関わらず「自分は大丈夫だから」と言い放ち、自分におきている心や身体の変化、様々な問題に目を向けようとしない時期です。

自分で問題を抱えきれなくなっていきます。『治療を受けた方が良い』と思いながらも「でも…」と理由を見つけては反論します。このように葛藤を抱き、何かについて2つの考えが共存し揺れ動いている時期です。まずは心身を休め、心配なことは主治医やスタッフに相談してください。

苦しみを少しずつ受け入れ、「何かをしよう」と決心する時期です。 しかし、何をやればいいのか、自分にできるのかと心の迷いが出ます。まずは自分にできることから取り組み、次のステップに向けて主治医やスタッフと一緒に治療の計画を練っていきましょう。

「やってみる」段階です。苦しみの理由を探りながら解決したいと願い、自分に合ったステップで治療に取り組んでいきます。その過程で、今まで背けてきた自分の内側(自分自身)の原因に目を向けていきます。

入院治療

何かをやり続けることはとても大切ですが難しいことです。一度決めた取組みも「退屈な作業」となってしまうことがあります。退院後は、変化を決めた意志と行動を継続させようと努力している自分を支えてくれる仲間とつながり、デイケアや自助グループ等の安全な場所で再発防止に努めましょう。

最発防止のためにも「治療の継続」と「セルフケア」は重要なテーマです。自覚や意識が伴うようになり、例え人間関係や社会生活でのストレスが生じたとしてもその苦しみにとらわれずに自分自身の力、他者の力をかりながら問題を解決していけるのです。

外来治療
回復とは...

「回復」とは、新しい自分を手に入れること。

前項の通り、一度依存症になってしまうと脳が完治することはなく、2度と元通りには戻りません。しかし私たちが目指すのは「完治=以前の自分に戻る」ということではなく、「回復=新しい自分を手に入れる」ということなのです。
これからは依存物質や行為を求め続けるような既存の回路を使わなくてすむように「規則正しい生活」「自分の内側に気づく作業」「過去のふり返りと整理」「運動とリラックス」をバランスよく行うことで、脳が活発になり依存物質や行為から気持ちが逸れ、脳が再プログラミングされることで新しい自分を手に入れる回路が作られていきます。そして、依存物質や行為がなくても生きる喜びを味わえることが出来るようになることを目指します。

規則正しい生活


早寝早起き / 朝食をきちんと食べる / よく噛んで食事を摂る
笑顔のある生活 / リラックスする時間を取る

健全なこころづくり

外から観察、俯瞰して自分を見る作業

検証し、対処できることは対処する

健全な身体づくり

外から観察、俯瞰して自分を見る作業

回復

新しい自分を手に入れる

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お問い合わせ

「困っている人を助けたい」
それが私たちの原点です。
まずはお気軽にご相談、お問合せください。

TEL.099-243-6700

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受付|8:30-17:30(月〜土)

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