医療法人寛容会 森口病院

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アルコールによる健康問題

2025/11/11

お知らせ

皆様、いかがお過ごしでしょうか?仕事終わりの一杯や、週末の友人との楽しいひととき。お酒は私たちの生活に潤いやリラックス効果をもたらしてくれますよね。しかし、そのお酒が「過ぎてしまう」と、知らず知らずのうちに体に大きな負担をかけているかもしれません。今回は、「自分は大丈夫」と思っている方も、ぜひ一度立ち止まって考えていただきたい、アルコールが引き起こす健康問題について、一緒に考えてみましょう。

仕事終わりや週末のお酒は生活に潤いを与えますが、量が増えると体に大きな負担をかけます。「自分は大丈夫」と思わず、アルコールが引き起こす健康リスクについて再確認しましょう。

1.飲酒がもたらす主な身体の病気

肝臓への深刻なダメージ 飲酒量の増加は、アルコール性脂肪肝から始まり、炎症を伴うアルコール性肝炎へと進行します。さらに進行すると、元の健康な状態に戻すのが非常に困難な肝硬変・肝臓がんのリスクを高めます。

肝臓以外への影響

  • 膵臓の病気(膵炎): 大量飲酒は、激しい腹痛を伴う急性膵炎の主な原因です。
  • がんのリスク上昇: 食道、口腔、大腸、乳房、肝臓など、様々ながんのリスクを高めます。
  • 高血圧・脳卒中: 飲酒習慣は血圧を上げ、高血圧症や脳卒中(脳出血)のリスクを高めます。

2.心と脳の健康も脅かす飲酒習慣

  • アルコール依存症: 飲酒をコントロールできなくなり、精神的・身体的にアルコールに頼ってしまう状態です。
  • 認知症・脳の萎縮: 長期的な多量飲酒は脳に障害を与え、記憶力や思考力の低下を招き、認知症の原因となることがあります。
  • うつ病・睡眠障害: ストレス解消のお酒が、かえってうつ病を悪化させたり、質の悪い睡眠を引き起こしたりします。

肝臓に休息を

「毎日飲むのが習慣」という方は、週に最低2日はアルコールを一切摂らない休肝日を設け、肝臓を休ませましょう。ご自身の飲酒習慣を見直し、お酒と上手に付き合うことが、豊かな人生を送る秘訣です。

次回 11月 12 日 「アルコールによる害を減らす」

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