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虐待・暴力行為 ~もしかしてと思ったらそれは犯罪~

アルコール依存症は病気であり、ご本人の意志の力だけで治すのは非常に難しいものです。

しかし、治療を行わないと、ご自身だけでなく周囲の人を含めて大きな問題が起こってしまうことがあります。

 

今回は「お酒と暴力、虐待との関係」について少しだけお伝えします。

 

お酒を飲み過ぎると、暴力的なことをしてしまったり、暴言を吐いたりすることがあります。

 

ある程度の時間にわたって血中濃度が0.5mg/ml以上ある飲酒量が、暴力等を生じる可能性があるといわれています。

また、お酒を飲んだ上での行動は犯罪にむすびついてしまうこともあります。

 

鉄道会社の職員・乗務員に対して暴力行為をされた加害者の約59%(2017年の調査)が酒帯状態でした。

また、その発生は週末の金曜日、時間帯は深夜の発生件数が多かったのです。

 

そのように、飲酒と暴力との関係は、切っても切り離せない関係がありますが、その様な状況の中で、「家族」の中では何が起こるのでしょうか?

 

もしかしたら、家族の一人(お父さん?お母さん?兄弟?子ども?)がお酒を飲んで、暴力などの問題行動を起こしてしまったら?

 

一般的に人から迷惑をかけられたら、怒ったり、反発したり、誰かに助けを求めたりするかもしれません。

 

しかし、大事な家族に迷惑をかけられたらどうでしょう?

普段はやさしい人だから、つい飲み過ぎただけだろうと考えて労わったり、

家の恥をさらすわけにいかないという思いから、必死に隠したり、

暴力を受けている家族であれば、「また怖いことをされるのではないか」と思って機嫌を取ったりするかもしれません。

 

また、問題を起こしてしまった飲酒をしている人は、酔っていたためにその時のことを覚えていないということもたくさんあります。

 

そうすると、家族は大目に見たり、従ったり、尻ぬぐいをする。でも本人は覚えていない。

その様な状態が続いていくと、家族はお酒の問題を「家族だけ」で抱え続けることになるなどの、たくさんの悪循環が生じてしまいます。

 

気がついたころには、アルコール依存症の状態が悪化していき、

家族も心身共に疲弊してしまっていることも少なくありません。

そのような状態が続いてくと、

 

アルコール依存症の方が身体の大病を患ったり、

パートナーが精神的な病気になってしまったり、

子どもの精神的な発達に問題が生じたり、

虐待の通報をされたり、

 

そうなってから、初めて、問題が明るみに出ることがあります。

また、親がDVをしている現場を目撃することは、子どもへの虐待となります。

悲しい事態になったり、取り返しがつかなくなる前に、

少しでも問題を感じたら、ぜひ病院にご連絡ください。

 

ご家族が適切な支援に繋がり、ご本人が治療に取り組むことで、

家族で力を合わせて回復していく方も多くいらっしゃいます。

森口病院としても、お酒の問題で困っている方々のサポートをしていきたいと思っています。

問題が大きくなってしまう前に、一緒により良い解決方法を考えていきましょう。

 

 

無料相談ホットライン:099-243-6700

{次回予告}

搭載日 11月28日(月) テーマ「自殺未遂・自殺行為~みんなで守る・命の大切さ~」

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